簿記会計を楽しく。
複式簿記の仕組は「よくできてるなー」と感心することも多いのですが、これの学習は苦痛でしかない、という方も多いと思います。
会計を学ぶためには簿記の知識が必須ですし、避けては通れないのですが。
いったい何人の方が無味乾燥な簿記テキストでの学習を強いられて、簿記を投げ出してしまったことでしょうか。
私は会計実務から入って、簿記の学習をしたのは後付けだったのですが、いくつか「これは良い!」というテキストを推薦いたします。
- 作者: 滝澤ななみ
- 出版社/メーカー: TAC出版
- 発売日: 2011/03/25
- メディア: 単行本
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滝澤みなみ先生の「スッキリわかる」シリーズはとてもわかりやすくてよかったです。これで挫折しないで学習できそう。
2級商業簿記・2級工業簿記・1級商業簿記もあります。
簿記のテクニックは不要で、複式簿記の考え方さえ分かればよい、という方には岩谷先生の「会計の基本」をお勧めします。
借方・貸方の技術的な話に依らず、財務諸表を資産負債収益費用の「ブロック分け」で増減の仕組を説明するやり方は目が開く思いでした。
- 作者: 岩谷誠治
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2010/10/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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金融業界の方でも、実際に簿記のテクニックを使って財務報告を作る担当でも無い限り、この「会計の基本」をマスターすることでじゅうぶんです。
的外れなことを言わないようにぜひ。