すらすら日記。

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ビジネスマン(笑)の三種の神器とは。


三種の神器。壇ノ浦に安徳天皇と共に入水。合掌

ビジネスマン()の三種の神器と言えば、IT(PCスキル)・英語・会計であると言われます。
ITや英語に関しては何も言えませんが、一つ会計に関して講釈をば。

会計が大事と聞いて、先程のエントリーにありました日商簿記のテキストを買いに走るのは早計です。
日商簿記でも、(丸暗記によらず)きちんと理解したうえで2級まで取ればかなり実務に応用が効く技術が身に付くと思っております。
ただし、簿記は財務諸表を「作成する」ためのスキルですので、会計専門職を目指すので無ければ、ちょっと方向性が違います。

業種に関わらず、必要とされる会計スキルは財務諸表を読む力でしょう。
よし、証券アナリスト!と思った方はこれは先走り過ぎ。
それよりも、複式簿記の原理から応用される次のような会計センスを常識として身に付けられることを。

内部留保は現金ではありません。

 「社長、資金繰りがピンチです!」
 「よし、我が社には資本金があるはずだ!それを使おう」

・・・。

この会話、笑えますか?
クオリティペーパーと言われる新聞の記者でも、内部留保と言えばそれに相当する現金が金庫に入っていると想像している方は多いです。

②資産を取得しても会社から財産を吐き出させることにはなりません。

 「大企業の横暴を懲らしめ、厳しい財政を改善するため、内部留保を使って
  国債を買わせよう!」

これはネタではありません。実際に国会で質疑が出たそうです。
残念ながら国債を購入しても資産が増加するだけなので、大企業には全く費用がかかりません。(国債購入で投資機会は逃しますが。)

これらは一例ですが、これをネタとして笑える会計リテラシー(笑)を身につけることを目指すべきですね。

ん?どう勉強したらいいかって?

それは次のエントリーで。

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