自分の得意なことを。
かわなくん(twitterID:@makwn)の紹介で知りましたこちらを一気に読み終えました。
働きながら、社会を変える。――ビジネスパーソン「子どもの貧困」に挑む
- 作者: 慎泰俊
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2011/11/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者の慎 泰俊さんは金融業界で働きながら、パートタイムでNPO法人を設立して児童養護施設の子どもたちの支援活動をしております。
児童養護施設の状況については何も知りませんでした。この本を読んで初めて知った事実も多く、衝撃を受けました。
施設の多くは民間の運営で、政府からの補助と寄附金に頼っていること。
著者は本業である金融の知識を生かし、施設を立て直すことにより、子どもたちのより良い未来を作ろうとしております。
その中で、自分の得意なことをすべきことを強調されております。
日本は子どもへの政府支出割合が低い。
それにしても、各自が本業に励み、自らと勤務する組織が税金を納付することにより少しでも子どもたちの状況が改善して行くだろうこと。
パートタイムで支援活動をする場合でも、自らが得意とする分野で貢献して行くこと。
自分でできることとして、日々の本業に励むことと、LIP寄付プログラム Chance Makerに1000円づつ寄附することを決めました。
一人ひとりが変わることで、少しづつでも社会は変わるはずです。
現状を嘆くだけでは無く、未来を変えるために行動を起こしてくれる方が増えることを。
賛同できる方はぜひ、お願いします。