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ポジショントーク?(その2)

本日2冊目の書評です。
ライフネット生命の岩瀬氏のこちら。

生命保険のカラクリ (文春新書)

生命保険のカラクリ (文春新書)

私自身、ファイナンシャルプランナー(笑)の勉強もしましたし、生命保険窓販の資格も持っております*1ので、それほどの目新しい知識はありませんでした。
保険業界の高コスト体質や利益至上主義で死亡保障を主力に据えた営業姿勢で、しだいに顧客離れを起こしてしまっている現状、外資系や独立系の生保が台頭する様子は興味深く読めました。
一般向けの新書ですので、(個人的に興味がある)駆使しているであろうALMや、銀行窓販の影響などは触れられておりませんでした。

ちなみに、ライフネット生命のHPで試算したところ、現在の死亡保障金は1000万円ほど過大であるという判定結果でしたが、私が死んじゃったら、遺族年金があるとはいえ、二人の娘の大学進学には今くらいの補償は必要と考えておりますので、削減するつもりはありませんw

やはり、本書中では既存生保の古い体質を指摘し、ネット保険の優位性をとしておりますが、これは起業に当たっての気概と言うことでポジショントーク大いによろしいかと。

軽く読めますので、生保に興味ある方はどうぞ。

*1:実際の販売経験はありませんw

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