どうせ壺を買うなら・・
こんなニュースを見かけました。
個人向け復興国債、5日から発行 安住財務相も購入へ
今回発行される個人向け国債は、金利等の条件はいつもと変わりませんが、その全額が東日本大震災の復興のために使わるとか。
また、財務大臣から感謝状も貰えるそうですw
こういう資金使途を狭く限定した国債というのは初めてでしょうか?
知る限り、窓販では取り扱ったことがありません。
地方債では、従来よりミニ公募債といって、資金使途を地元の公共施設整備など、身近なものに限定した債券が発行されています。
これは正式な名称を「住民参加型市場公募地方債」というそうです。
財団法人地方債協会 住民参加型市場公募地方債
このミニ公募債、発行額はせいぜい50億もあれば多い方ですが、地元の地方銀行が全額引き受けて、個人客へ窓販するのがパターンです。
3年・5年・変動10年の3種類がある個人向国債に比べ、ミニ公募債は5年固定金利型しかないのですが、金利動向によっては応募が殺到して発売日に即完売したり、逆に余ってしまうこともw*1
たいてい地元銀行が先に全額引き受けてしまうので、「札割れ」なんてことはありません。
金利動向によっては「今度のは売れないだろうなあ・・」というふいんき(ryが何となくわかり「引き受けたくないなあ」というのは地方公共団体とのお付き合い上無理なんでしょうね。。*2
復興国債にしても、ミニ公募債にしても「国のため地域のため、直接、役立っている」というプラスアルファの感覚を味わえます。
どうせ壺を買うなら、こういうのもいいかもしれません。*3