すらすら日記。

すらすら☆

しょせんは見積り。

株主総会が終わって有価証券報告書を提出し終わって
法人税の電子申告をポチっとして
やれやれ・・と思ったらいきなり第1四半期決算です!

東証の四半期短信制度ができてからも相当経ちますし、
四半期報告書制度もだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
昨年度からはキャッシュ・フロー計算書も省略化、に
なりましたし、注記もだいぶ減りました。

それにもかかわらず、四半期なのに夜遅くまで
残業したり土日出勤したりしていませんか?

もしかして、その原因は、
あまりに数値を正確に拾おうとしているからかもしれません。

連結売上高500億円規模と仮定しましょう。
このレベルですと、数百万円単位の「ずれ」は
もはやどうでもよいレベルであると考えられます。
それにもかかわらず、
わずか100万円の仮払金の内容を精査しようとしたり
果ては、50万円未満の経費の課税非課税区分をめぐって
延々とスタッフ同士が議論を始めたり。。

今日の財務報告は見積りの要素が大きく、
さらに四半期では貸倒実績率も税効果も
前年度で使用した率などを横スライドして使っていることが
ほとんどかと考えられます。

100億円の貸倒引当金の繰入率が横スライドなのに
100万円の仮払金を精査して、
どうしようというのでしょう。

いいかげんに数字を出していい、というのではありません。
貸倒引当金などと同じく、一定のルールを決めて
見積り計上へどんどん変えていくことにより
決算が早期化されます。

この記事が当たり前だろ!と感じた方は
早く帰れているのではないでしょうか。

えええっと思った方は、
見積り計上へ変更できるものがないか、
楽になれる方法を今すぐ考えてみましょう!

すらすら日記。は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。