すらすら日記。

すらすら☆

専門家の知見を尊重しつつ・・

専門家がその専門的な知見を養うのには、
何年も何年も「その問題」について考え抜き、
同じ分野の専門家との間で積み重ねてきた議論に晒され、
鍛え抜かれて残る・・というプロセスがあるものです。
分野によっては、数十年、数百年の時間と数万人の知識と思考の
集積であるかもしれません。

「市民感覚で・・」とかいうものは、
その「市民」なるものの身の回りの「みんな」(誰でしょう)や、
マスコミに登場する偽「専門家」の意見の受け売りであるかもしれず、
本物の専門家たちが積み重ねてきた議論に比べれば、
薄っぺらいものであることがほとんどでしょう。

もちろん、「専門家」の専門家であるゆえの視野狭窄、
その判断を採用した場合の外部性への考慮のなさ、なども
指摘されます。

それをコントロールすべきなのは、
身の回りの「識者」のポジショントークに惑わされない、
人類の知恵の集積である「常識」を身に付けたリーダーなのでしょう。

昨今の、一挙解決願望の極論ばかり横行する風潮を見て、
自分は何を選択し、どう行動すべきなのか。

ふと、考える日曜の午後なのであります。

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