「反対側」はどんな見え方をしている?
本日のお題はこちら。
日本人は民主主義を捨てたがっているのか? (岩波ブックレット)
- 作者: 想田和弘
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/11/07
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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私はどちらかというと「経済右派」*1じゃないかな、と自覚しておりますが、再分配を否定しているわけじゃないし、極度の貧困は除去されるだべきし、特に世代を超えて貧困が連鎖してしまう問題はとても憂慮しています。
しかし、いわゆる「サヨク」の方々の発言には違和感だらけだし、共感できる部分はほとんどありません。
この違和感をうまく言い表せないのですが、先日、彼らは「弱者に憑依している」(そして、弱者のことを代弁していると称し、自らの権益拡大に利用している)というのを見かけましてこれはぴったりくる、と。
それにもかかわらず、時々「岩波ブックレット」のような「サヨクのすくつ」とも言われる書も読んだりしています。
再分配や貧困の問題を考えるに当たり、ヒントが得られるからでもあります。
銀河英雄伝説のエピソードの中で、ロイエンタール提督を陰謀に嵌めて反逆に追い込むラングが、匿名で孤児院に寄付を続けていたというお話が好き(人間は複雑なもの
— すらたろう (@sura_taro) 2013, 12月 21
というわけで、今日も考えるのであります。
*1: 国の経済政策において、市場を信頼して、政府の介入を極力すべきではないとする考え