すらすら日記。

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数字に強くなりたい。(その2)

さて、「違和感」のお話です。
財務諸表に一部となる間違った数字(仕訳や注記)を見た瞬間に「違和感」を感じるというのは、特殊な訓練を積んだからではありません。
先日からお話しているように、私は簿記会計や税法の専門教育を体系的に受けてきたわけでもないからです。

しかし、日々実務をコツコツやってきたら、誰もがこのような感覚を身につけられるわけでもなさそうです。
同じ仕事をずっとやっていても、みんながこうなるわけじゃないですよね。


「違和感」を感じることができるようになるためには・・

数字の「意味」を深く理解することじゃないでしょうか。

財務諸表は、企業活動を数字で表したものなので、必ずその背後には実際の取引があり、価値のある財産・現在や将来起こり得る負債があります。
背後の取引等を理解しないまま、単なる数字として見てしまえば、なんら違和感は感じませんね。

100は100という順番・大きさの数字であり、それ自体になんの意味もありません。

その背後にある取引等を深く理解していれば、それがなぜ100であり、50や200ではないのか、説明できるはずです。


なんだかわからないよ、という方のためにもう少し続きます。

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