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「社畜飲み」の効用とダメージについて。(その1)

社畜飲み」という言葉があります。
会社の上司とか、同僚とかと飲み会に行くことですね。

昨今は職場の人間関係も希薄でして、昔ほど回数を重ねることはなくなりました。
みんなプライベート重視するようになったことと、
余計なお金もかかってもったいない、ということでしょうか。

私が思うに、社畜飲みが減った最大の理由は、「共通の話題が無い」ということに尽きるのではないかと。

居酒屋なんかですと、隣の人に聞かれたりするとまずいので、現在進行形の詳しい仕事の話はできませんし、プライバシーに触れるようなことも言えない。

今時は「彼氏/彼女はいるのか?」「結婚しないの?」とかうっかり言おうものなら、たちまち内部通報窓口へ直行ですし。

さて、社畜飲みの話題って何だろうと思い起こしてみるに、気づきました。
社畜飲みの話題は、ひたすら「過去の共通の記憶の確認」なんですね。

理不尽な上司のもとで苦労した。
営業活動で苦労しながらも成果を挙げた。
あの景気後退期の敗戦処理はたいへんだった。

若手が社畜飲みを敬遠するのは、この「過去の共通の記憶」が少ないので、聞いてもわからないし、面白くもないからじゃないかと。

アルコールはけっこう飲める方ですし、飲み会の雰囲気も嫌いなわけじゃありません。
しかし、お酒が美味しいかどうかは、その相手が誰か、どういう話題を話しているのかということに大きく左右されるのではないかと。


「その2」を書いたよ!sura-taro.hatenablog.com

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