「ベテラン」の虚飾が剥がれる時に。
職場にはなんでも知っている「ベテラン」と呼ばれる方が時々いたりします。
日々、発生する実務の処理方法は何を聞いてもわかるとか。
生き字引的な存在の方のことですね。
ところが、ある日、気づきました。
ベテランと呼ばれている方の能力というのは、過去の「経験」だけに依存していることに。
今日起きることが、昨日起きたことの繰り返しであれば、ベテランは無敵です。
でも、この変化の早い時代、どんどん新しいことを吸収して、自分でどう対応したらいいのか考えていかないと、仕事ができなくなってしまいます。
ベテランは、ある日新しい学びを停めたのでしょうか。
それとも、考えることを止めてしまったのでしょうか。
人々に一目置かれていたベテランの虚飾が剥がれる。
自分にもいつかそんな日が来るのかもしれません。