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本日のお題はこちら。

スチュワードシップ・コード時代の企業価値を高める経営戦略

スチュワードシップ・コード時代の企業価値を高める経営戦略

昨今、耳慣れない新しい用語がたくさん飛び交っておりますが、コーポレート・ガバナンスコードの方は上場企業であれば必ず関係しますので、その中身はさらりとは知っているものと思われます。

しかし、スチュワードシップコードって何?という方も多いのではないでしょうか。
これは、英国の同コードを参考にして作られたものです。

こちらですね。(金融庁HP)
「責任ある機関投資家」の諸原則≪日本版スチュワードシップ・コード≫〜投資と対話を通じて企業の持続的成長を促すために〜の確定について:金融庁

年金資産などの運用を受託する機関投資家が企業と建設的な対話(エンゲージメント)を通じて、企業に中長期的な企業価値を向上させる行動を促し、その果実を受益者へも配分するだけではなく、日本の産業、経済全体の活性化に繋がる好循環を創り出すことを目標としています。

日本版スチュワードシップ・コード(責任ある機関投資家の諸原則)は、その目標を達成するために、機関投資家が遵守すべき7つの原則を示しておりますね。

「企業経営者が市場とコミュニケーションを図りつつ企業価値の向上に向けた継続的な取り組みを示し、実行していけば、割安に放置された株には必ず買い需要が生じ、株価はいずれ本源的価値に収束していく」と本書では書かれております。

本書は、ニッセイアセットマネジメントの編集になるものです。
企業価値を向上させている企業の事例として、カルビーとかを取り上げたり、*1どうやってアナリストが企業を分析しているのか簡単に説明したりも。

企業側ではあまりなじみがありませんが、「投資してくれる」機関投資家側が何を考えているかを知るうえで、やはり、スチュワードシップ・コードも理解しておかなければならないものだと思われますね。



*1:強引なアパート建設営業のあの会社なども例示されておりますのが個人的には疑問に感じます。

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