読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

すらすら日記。

すらすら☆

ポイントに釣られて買い物しちゃうのは・・

先日、エヴァンゲリオンのコミックが92%OFFの1冊50円、全14巻でも700円というすごい割引セールをやっていたので、私もまとめて購入してしまいました。

セールは11月26日までということでしたが、昨日、見たら、値段が626円に戻っていまして、その代わり92%のポイント576円が付きます!という形に変更に。

626円で購入して、576ポイントが付くんだから、やっぱり50円じゃないの?と不思議に思ったんですが・・??

ポイントと現金値引き、どっちが得かという話題がありまして、現金値引き主義のケーズデンキではこんなページも作っています。www.ksdenki.com

このページの主張は、「ポイントで買い物してもポイントが付かない。しかもその店でしか使えず、有効期限がある。だから現金値引きの方がお得!」ということのようですね。

でも、Amazonのポイントは、ポイントで購入しても付与されるようなので、この主張は半分しか該当しません。こちらですね。amzn.to

その他には、行動経済学でいうところのなんとかバイアスが働いているんだ!君は錯覚しているんだなんていうのも見つけましたが、よくわかりませんw



私は会計と税法の人なので、Amazonの会計処理を推測してみます。

先ほどの、1冊50円の場合は、仕訳はこうなります。*1

(借方)売掛金 50/(貸方)売上 50

多くは、クレジットカード決済ですので、売掛金(未収金)でしょう。

さて、626円で売上して、576ポイントの場合は・・

パターン①
(借方)売掛金 626/(貸方)売上 626
(借方)ポイント引当繰入 576/(貸方)ポイント引当 576

または、

パターン②
(借方)売掛金 626/(貸方)売上 626
(借方)売上値引 576/(貸方)ポイント引当 576

いずれも、ポイントが使用された場合に、ポイント引当を取り崩して売上に振替するんじゃないかと。
パターン①だと、売上は626円です。パターン②だと、売上値引が差し引かれてしまいますから、売上高が50円になりますね。

会計処理において総額主義(売上と費用は相殺しない)ということを重視するのか、純額を重視して相殺するのか。
これは日本基準では明確な決まりがありませんので、各社バラバラのようですね。

ケーズデンキとは異なり、ポイント還元をしているヤマダ電機では、パターン①の処理をしているものと推測されます。

www.yamada-denki.jp

27年3月期有価証券報告書によりますと、ポイント引当金を207億円計上しておりますね。
売上高は1兆6千億円ですから、あまり重要性は無さそうにも見えます。

注記にも書きましたように、Amazonは米国企業ですので、上記とは異なる会計処理をしているかもしれません。
米国基準や米国での実務には詳しくないので、推測はしないでおきます。ご容赦のほどを。

こんな想像ができるのも会計の知識があればこそです。
でも、ポイントに釣られて、不必要なものまで買わないようにしたいですね。



*1:Amazon.comは米国企業であり、日本法人は存在しません。日本での売上も米国会計基準に従って処理しているはずですが、ここでは日本の会計基準を前提として書いております。

すらすら日記。は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。