「基礎」が出来ていれば、新しいことも詰め込める。
毎日の仕事はマンネリの繰り返しというわけじゃなく、法制度の改正や自社の新しい分野への進出とかによって、どんどん新しいことが入ってきます。
その度に、新しいことに関する文献資料を積み上げて、読み込んで、自社でどうやったらいいのかということ考えます。
その新しい仕事をどうやったらいいのかという仕組みを作るのが私の仕事でしょうか。
新しいことといいましても、まったくゼロから新規の事業を立ち上げるわけじゃありません。
自分の中に前提となる法制度(私の場合は会計や税務が主ですね)について、基礎が出来ているので、新しいことを詰め込むのもさほどたいへんじゃありません。
でも、何も基礎ができていなくて、実務経験も浅いと新しいことを詰め込んで次の仕組みを作り出していくことには、なかなか苦しむのではないかと。
基礎を作っていくのは時間はかかるし、あんまり面白くもありませんが、その分野の基礎ができていれば、次へのスピードも効率もアップできるんじゃないかと。
また、基礎は繰り返し固めて行かないと、足元がグラついてきたりもします。
自分で基礎が出来ているつもりでも、特に体系的に教育を受けたわけじゃなく、実務経験だけできた方はたまに基本書を読み返すことも必要だなあ、と。
財務会計の基礎テキストを読み返して、そんなことを思う午後なのでした。