経理の仕事がすらすら進まない原因は?
本日のお題はこちら。
- 作者: 野田弘子,前田邦宏
- 出版社/メーカー: 中央経済社
- 発売日: 2013/08/07
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る
いえ、「すらすら」とか、私が書いた本ではありませんw
いきなり簿記や帳簿記入方法から始まっちゃう経理実務本では無く、現代のシステム化された現場を踏まえて書いているところは良いですね。
ただ内容を要約してもあれですので、巻末付近に書かれていた「経理人材あるある」ネタから、私の経験も交えまして、いくつか。
①「待っている」経理。
営業部門など他の部署から必要な資料を集めないと決算の仕事はできません。
だからといって、ひたすら待っていて、催促するのも忙しいのに悪いし・・という待ち続けている方。
これじゃ、仕事は進みません。
②「細かいことにこだわる」経理。
たとえば、経常利益の水準が100億くらいある企業で、100万円くらいの仕訳とか表示で延々と議論していませんか?
重要性を考えて、さくっと決めないと時間が過ぎるばかりです。
③「合わないと気持ち悪い」経理。
決算の現場では、数字項目AとBが一致することが当たり前で、合わないとどちらかが間違っているということもあります。
しかし、とりあえず、仮にAが正しいものとして進めないとスケジュールが。
どちらが正しいかばかり調べているとまたしても時間のロス。
④「残業ありきの」経理。
遅くまで残業している=仕事を頑張っているという錯覚をもっている方はいまだに生息しいます。
決算シーズンになると日中はぼーっとしていて、夕方5時くらいからようやく作業を始めて毎晩深夜・・
いくつ当てはまりましたでしょうか?
該当する方がいたら、すみやかに経理から放り出したいですね。