どうして守られない「人を見た目で差別してはいけない」という躾を?
たいていの方は、小さい頃から、「人を見た目で差別してはいけません」と親から躾けられることと思います。
学校でも、そう教育されるのではないでしょうか。
会社内部では、建前としては、女性だけにではなく、男性に対しても、容姿を論評することは絶対にできません。
そんなことを言えば、たちまち、社内のコンプライアンス窓口か、社外の弁護士に通報されてしまうこととでしょう。
ここでは、躾や教育の「正しさ」が守られているようです。*1
しかし、一歩出ますと、そこでは違うルールが支配しています。
今朝、「どうしてイケメンなのに、彼女がいないの?」ってTVで流してました。*2
かわいい女の子はかわいいというだけで世の称賛を浴びます。*3
これって、人を見た目で差別していますよね。
なぜ、人が自らは美しくありたいと思い、美しい他者を求めるのか、詳しい理由は私にはわかりません。
でも、美しさを求めるのは事実のようです。
だったら、なぜ「人を見た目で差別してはいけない」ということを子どもに教えるのでしょうか??
世の中、わからないことだらけです。
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- 作者: ダニエル・S・ハマーメッシュ
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