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どうして守られない「人を見た目で差別してはいけない」という躾を?

たいていの方は、小さい頃から、「人を見た目で差別してはいけません」と親から躾けられることと思います。

学校でも、そう教育されるのではないでしょうか。

会社内部では、建前としては、女性だけにではなく、男性に対しても、容姿を論評することは絶対にできません。
そんなことを言えば、たちまち、社内のコンプライアンス窓口か、社外の弁護士に通報されてしまうこととでしょう。

ここでは、躾や教育の「正しさ」が守られているようです。*1

しかし、一歩出ますと、そこでは違うルールが支配しています。
今朝、「どうしてイケメンなのに、彼女がいないの?」ってTVで流してました。*2
かわいい女の子はかわいいというだけで世の称賛を浴びます。*3


これって、人を見た目で差別していますよね。

なぜ、人が自らは美しくありたいと思い、美しい他者を求めるのか、詳しい理由は私にはわかりません。

でも、美しさを求めるのは事実のようです。
だったら、なぜ「人を見た目で差別してはいけない」ということを子どもに教えるのでしょうか??

世の中、わからないことだらけです。


本日の参考文献はこちら。

美貌格差―生まれつき不平等の経済学

美貌格差―生まれつき不平等の経済学



*1:内部通報窓口の整備など、一定のコンプライアンス体制が出来ている企業だけともいえますが。

*2:これは暗黙のうちにブサイクな男性に彼女がいないのは当然、という主張を含んでいるものと推測されます。

*3:逆に美しくない女性芸人をいじめる番組が繰り返し放映されています。見るに堪えません。

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