すらすら日記。

すらすら☆

「囲い」にいったん入れば、ダメダメでも配慮されるというお話。

人々はその持てる能力や財産にかかわらず平等であり、人として尊重されるべきというのが社会の建前になっています。

仕事の能力が乏しいA君に対しても、上司や同僚は一定の配慮を行わなければなりません。
仕事ができないからといって、A君の気持ちを無視したり、A君を飛ばして頭ごなしに仕事を進めたりすれば、A君は自尊心を傷つけられてしまうことでしょう。

なので、わざわざ手順が増えることになったり、仕事の成果物の水準が怪しくなるとしても、その「仕事できない」A君を無視したりすることはできないのが現実です。

企業など、何らかの組織という「囲い」に一度入ってしまえば、この構図に保護されます。

一方、同じ社会の中で暮らしていても、最初から「囲い」に入れない方、「囲い」から放逐された方は、もはや人間として扱われないような場面も。
さらに、「囲い」は少しづつ弱くなり、狭くなっているようにも思われます。

自分の入っている「囲い」はだいじょうぶでしょうか。

私は、個人的には能力が乏しいA君でも配慮してもらえる社会が望ましいと考えます。

持っている「能力」がいつ無価値と断じられ、排除されてしまうか、誰にもわかりませんから。



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