判断できる人が必ずしもその立場にはいない、というお話。
人員に余裕があるわけじゃないし、賃金不払い残業なんて絶対にやらせることができない時代になりました。
それでいて、新しい仕事はどんどん入ってくるわけですから、既存の仕事はどんどん効率化していかないとならないわけですが。
直属の組織で直に指示できるスタッフに対しては、すぐに改善できるとしても。
他の部署に対して、「この仕事はもう必要ないから止めよう」と提案しても、「でも、上の人に説明できない、納得してもらえない」という返事が返ってきて、がっかりすることも多いです。
本当は、その「上の人」が仕事の非効率な部分、やらなくていい部分を見極めて「仕事を止める」判断をしなきゃならないわけですが・・
娘によく言い聞かせているのですが、「世の中の物事を決める立場のおじいさんたちはそれほど頭が良いわけでもないし、いろいろな情報を集めて考え抜いて決断しているわけでもない。その場の雰囲気で決めている」と。
— すらたろう (@sura_taro) 2015, 2月 15
というのが実態でして、なんとなくその場の雰囲気で決めていて、「前の通りに」やることしかできない方がかなりの部分なわけです。
変えようとすると、反発されるし嫌われます。
つらくなってきたので、私もそろそろ言うのを止めようかなあとも感じる今日この頃なのでした。