すらすら日記。

すらすら☆

周りの人間が何も考えていないバカ揃い、という感覚についてのお話。

高い意識をもって仕事に取り組んでいる俺に比べて、周りの人間は何も考えていないバカ揃いで困る・・という嘆きはよく聞こえてきます。

いえ、私自身もその嘆きはよくやっていますので。

でも、周りの人間の「水準」っていうのは、自分自身に相応しい水準の人間に囲まれているだけじゃないかな、とも。

本当に「バカ揃いで困る=足を引っ張られている」と信じているなら、自分自身がそこから出て行って、別の組織に移るなり、起業するなりして、場所を変えればいいんじゃないでしょうか。

思うに、どんな組織でも「高い意識をもって仕事に取り組んでいる」人間なんて、ごく一部でして、生活のためにやむを得ず、とりあえず言われたことぐらいは嫌々ながらこなしているというのが大部分ではないかと思われます。

優れた組織というのは、そういう「何も考えていない」普通の人でも、組織の目的に巻き込んでいけるような仕組みを持っているのかもしれません。

それに、その「何も考えていない普通の人々」は高い意識をもって仕事に取り組んでいる方のことを、あからさまに嫌うか、何を言っているのかわからない変な人、ぐらいにしか感じていないかも。

価値観の違う他者を変えようとしても、それはほぼ徒労に終わります。

生身の人間である以上、冒頭のような嘆きもたまには仕方がないのでしょうが・・

そこにはない別天地を探しに行くもよし。

または配られたカードでどう勝負するのか。

そっちの方が現実的だし、疲れないのではないかと思います。


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