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すらすら日記。

すらすら☆

社会は、市場と政府だけで構成されているわけではない、というお話。

本日のお題はこちら。

私たちはどこまで資本主義に従うのか

私たちはどこまで資本主義に従うのか

叩き上げの企業経営者や、中途半端に経済学・経営学を勉強した方などから、政府や非営利セクターの組織の「非効率さ」をあげつらい、「すべて企業経営の手法を取り入れて効率化すれば上手くいく!」という意見を聞くことがあります。

思うに、そういう方々は、自分の属している、市場で営利を追求する企業体が世界のすべてであり、違う原理で動いている組織・人々がいることは想像がつかないのでしょう。


本書は、「マネージャーの実像」などの実証研究で高名な経営学者ミンツバーグの手になるもので、原題は「社会のバランスを取り戻す」(リバランスする)です。

政府セクターが異常に強くて、市場の営利企業セクター、市民・非営利組織セクターは存在しなった社会主義陣営崩壊後、世界的に政府の力が弱まって営利企業セクターが異常に強くなり、非営利や協同組織の市民の社会も浸食されつつあるという状況を憂い、「リバランスしよう」と呼びかけております。

ただし、営利企業を敵視するものではない、非営利だから良いというわけではない、バランスを不断に微修正して行くことが大事だ、とも書かれています。

自分自身も営利企業セクターで働いており、地域の共同体やNPOなどとは接点がありません。

政府と営利企業が存在する市場だけが社会だけでは無い、見えないがゆえに忘れがちになります。

一部のポジショントーク全開のプロ活動家ばかり目立っておりますが、それ以外の見えない人々の実像も理解して行かなければならないなと考えております。



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