選択を後悔したくない、正当化したいっていうお話。
年度末が近づきまして、退職を選んで別の道を進む方も散見される季節となりました。
金融は激務・理不尽な職場であることは事実でして、希望を持って入社しても、若くして多くの方が辞めていきます。
おそらく、その退職数も見込んで採用しているのはないかと思われます。
さて、辞めて行く方について、居残る人はいろいろなウワサをしています。
「辞めたって、どこも厳しいよ。」
「3年前に辞めたA君は転職先でも上手くいかなくて、また別の所にいったらしい。」
などなど。
逆に、辞めて行った方は、こんなことを言っているようです。
「あんなところにいたら自分までおかしくなる。」
「銀行に残っているなんて、思考停止じゃないのか?」
などなど。
誰もが、辞めた/居残った選択が正しかったことを信じたいのでしょう。
後悔したくない・正当化したい。
どちらが「正解」なのかはそれぞれです。
いえ、人生の選択の正解なんて、自分にもわからないでしょう。
それでも、先に挙げたように他者の選択をあげつらい、自分の選択を確認することを繰り返す。
どちらにせよ、私は生き残りたいと思っています。