後からつらい思いをして訂正するより、最初からきちんとやろうというお話。
完全に間違い、というわけではないのですが、正確さに欠ける仕事の成果というものがあります。
正確さをそれほど求められない性質の仕事もあるでしょう。スピードが大事だ、とか。
しかし、会計や税務の分野においては、きっちりと辻褄を合せておかないと、表面的にはだいじょうぶなように見えても、後からひょっこりと不整合が顔を出してきますね。
そうなると、合計と明細が一致しない・前期と繋がらない・計算式が外れている?式が間違っている?? いったいどこが合ってないんだー!という炎上案件となる可能性が。
そうならないためにも、しつこいくらい数字の整合性は追及します。
この辺り、意味がわからない方にはこの「しつこさ」が理解できないようです。
経験的に、間違い箇所を探しあてて後からやり直して修正するよりも、最初にしっかりチェックした方が、トータルでは時間が短くなるように感じております。
それに、間違いを修正するのは後ろ向きな仕事で精神的にもつらいですしね。
「忙しい!時間がない!!」ということでこんなものでいいや、とやっつけ仕事をすると、後から大炎上します。
そうならないためにも、最初から、正確な仕事を。
最近、前の間違ったぐちゃぐちゃなデータを直す仕事ばかりしており、そのことを改めて感じております。