すらすら日記。

すらすら☆

異なる人々と一緒に働くということは。

本日のお題はこちら。

チームのことだけ、考えた。

チームのことだけ、考えた。

伝統的な日本の大企業は、中軸となるのは男性ばかりで、その男性の中でも権限を持っているのは中高年の年齢層の人ばかり。
そのため社内の価値観の同一性が高く、多様化した社会のニーズをとらえることができずに企業業績が悪化して行く・・というようなことがよく語られております。

しかし、その男性の中にも一枚めくれば多様な価値観が内在していて、ちょっと自由にさせてあげれば面白いネタが湧いてくるのではないか・・とも感じております。

私自身も規制業種の大企業に勤める中高年男性ですが、社内では表に出していないこと、たくさん考えてますからね。

問題は、それを上手く救いあげることができない、会社の仕組みなのかもしれません。


さて、本書はグループウェアで成長したサイボウズの創業者が青野氏が書いた本です。

よくありがちな、成功したベンチャー経営者が書いた再現性のない自慢話ではありません。

働くということ、特に組織でチームを組んで働くということはどういうことなのか。

そのことを考えるうえでのヒントが満載です。


社会の均質性はとうに失われてしまっています。

なので、会社もそれぞれ異なる人々がたまたま集まっております。

人生の多くの時間をすごすその場所で、一緒に働くということをどうすれば上手くやれるのか。

その悩みをかかえる多くの方に何か得られるきっかけを提供してくれる1冊だと思います。

ご一読をおすすめいたします。


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