「言っていること」と「やっていること」の乖離について。
「表面で唱えているスローガン、お題目」と「実際の行動・行為」がかけ離れていれば、誰もその人のことを信用しなくなります。
営利企業においても、会社のホームページに「地域社会に貢献、お客さま第一」「人材を大切にする経営」などの美しい社是・社訓が掲げられていることが多いかと。
しかし、実際にやっていることは・・
地域に貢献、お客さま第一→顧客を錯覚させるような広告で手数料を巻き上げるような略奪商法
人材を大切にする経営→パワハラks上司跋扈・教育研修皆無で放置
などということがまかり通っていることが多く見られるかと。
永くその会社にいる人は、「世の中きれいごとだけじゃない、そんなものだ」とあきらめているかもしれません。
でも、若手はそんな社内の建て前と実態の大きな乖離を感じ取り、早々と組織に見限って辞めて行くことに。
きれいなイメージTVコマーシャルを流している隣の有名大企業も、一皮むけば人材の流出に悩んでいるかもしれません。
若手労働力の奪い合いが始まっておりますので、こんなことを続けて行けば、もう組織が立ち行かなくなります。
トップの素晴らしい理念が浸透していないと中間管理職を悪者にしたりしても、得てして、中間もトップの振舞いを真似しているだけかもしれません。
我慢が効かない若手が悪いって責任転嫁していれば、もう詰みが見えてしまいます。
さて、あなたの属する組織の言っていることとやっていることは合っているのか。
そして、合っていないなら、なにか対策を講じているのでしょうか。
それにより、組織の未来が少し見えるかもしれません。