すらすら日記。

すらすら☆

人間関係の「リセット」の効用について。

高校生から生まれた街を離れました。

その後も大学は東京へ出て、また戻ってきて、人事異動のサイクルが3年程度の企業へ勤めることに。

進学や就職、人事異動で場所を移ることで、人間関係をその都度、リセットしてきたような気がします。

地元に帰省してももう会ってくれるような同級生はおりません。

もう、東京などへ出て行っていたり、文字通り他界してしまったりして、親しかった人は誰もいない。

勤めてからも、一日のうちかなり長い時間を過ごす職場の人同士でも、転勤したら、ほぼそれっきりでした。

学校や職場は、ヘタをすると家族よりも長い時間を一緒にいたりするので、どうしても人間関係が濃くなってしまい、お互いの合わない部分がひどく気になったりするもの。

そうなると、人間関係が濃くなり過ぎて、ウンザリしてきたものです。

職場では自分が異動しなくても周りが定期的に動いていきますから、同じ人間関係はそんなに長くは続かない。

あまり、他者に内面まで踏み込んで欲しくない自分にとっては、このリセット感は救いでした。



逆に、地域の転勤のない職場などで、ずっと同じ人間関係が続き、リセットがないとしたら。

ずっと濃くて、わずらわしくて。

人の力関係とか、誰かへの気遣いとか。


地域社会の絆、などという言葉を聞く度、リセットのない人間関係は地獄ではないかと。




また、春が来て、少しづつリセットされるのを楽しみにしています。



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