アルコールで酩酊したときに出てくる言葉について。
もう何年も前の話ですが、一緒に飲み会に行っていた方(X氏としましょう)から絡まれたことがありました。
どういう話の流れだったか、はっきりはわかりませんが。
いきなり「お前のやっている仕事は単純で価値が無い、そんなのは派遣社員にでも任せて部署を異動すべき」とか。
びっくり。
私が当時やっていたのは、会計・税務の仕事。
単純な記帳事務だけをやっていたわけではないのですが・・
そのX氏には、そう見えていたのかもしれません。
絡んでいた方は、だいぶ酔っていたらしく。
アルコールで酩酊して、普段は隠していた本音が出たのか。
それとも、心の中にはそんなことは存在しないのに、アルコールによって急に暴言が形作られたのか。
いずれにせよ、びっくりしました。
なぜ、こんな昔の話を思い出したかといいますと、そのX氏がひどく酒癖が悪いという話が聞こえてきたためです。
でも、その人はそういう人だから、と。
いや、そういえば、私も何年も前にそんなことがあって絡まれたな、と。
もちろん、私はそのX氏とは二度と呑みには行っておりません。
コンプライアンスとかパワハラ防止が叫ばれる昨今ですが、酒のうえの「やらかし」にはずいぶん寛容であるような気もします。
アルコールで酩酊したとき、その場合に出てくる普段と違う言葉も含めてその人の人格ではないか。
何か、別のものであるかのように取り扱う風潮について、疑問も感じております。