新しいアイデアの弱点の「ご指摘」だけをする人について。
仕事は日々増えていく一方なので、、なんとか既存業務を効率化できないか、イノベーション、などという大げさなものではありませんが、アイデアを絞っております。
そのアイデアは、大規模なシステム投資をして抜本的に仕事を変えるなどというのではなく・・
「こうしたら手順が一つ減るし、電話で確認するというプロセスは無くせるよね」
そんなレベルの積み重ねです。
誰も思いつかない独創的なものではなく、ほぼすべて既存知識の組合せでしかありません。
そのアイデアは思いついた時点では完璧なものではありません。
揚げ足を取ろうとすれば、いくらでもその「弱点」を指摘することができるでしょう。
業務改善のアイデアはみんなで前向きに取り上げて検討する、という合意ができていればいいのですが。
一人でも「ご指摘」だけを自分の役割と勘違いし、自分では何もアイデアを出さないのに、斜に構えて人の言うことの粗さがしを始めてしまう人がいると・・
やがて、そのご指摘にうんざりして誰もアイデアを出してこなくなってしまう。
そういう指摘だけする人に支配されてしまった組織は停滞し、やがては前例踏襲だけが習い性となって腐っていくのではないかと。
あなたの組織に、そういう「ご指摘だけをする人」が混じり込んでいないでしょうか。
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