職場で「義理お土産」を配る習慣について。
皆さんの職場にも、休暇明け、お菓子を買ってきてみんなに配るという習慣があるでしょうか?
純粋に好意でお土産を買い、それを配っていることまでは否定するつもりはないのですが。
よく見ていると、お土産を配る方は、
「休みを取ってご迷惑をかけました」
受け取る方は、
「おう、こんなものか」
などという会話も。
お土産って、楽しい旅行をしてきて、帰りを待っている人にその楽しさを分けるために配るものじゃないのでしょうか。
休暇は別に「迷惑」でもなんでもない。
お土産で「休んで迷惑をかけたことを埋め合わせる」ような気持になってたら、配る方も貰う方も嬉しくないような。
思うに、この不思議な「義理お土産」は、休暇を取ることが珍しかった時代、旅行が珍しかった時代の名残りなのかな、とも感じております。
私自身は、休暇での旅行や仕事での出張でも、こういう職場での「義理お土産」は配りません。
あまり給与水準が高くはないであろうスタッフ層が、全員に配るとすくなくとも3000円くらいはかかっているんじゃないかと。
金銭負担もたいへんですし、何よりも気を使ってしまってゆっくり休めない。
お土産配布は、職場の人間関係の潤滑油だ、そんなことは考え過ぎだという意見もあるかもしれません。
でも、私はこういう暗黙の強制は少しづつでもなくしていきたいと思っています。