大人はどうして勉強するの?
子ども時代、勉強すること自体が楽しかったという人は割と多いのではないでしょうか。
新しいことを知る、知らなかったことが理解できるようになる。
そのこと自体が楽しい、という記憶を持っていた方も多いのではないかと思います。
学校を卒業して仕事に就くと、そんな子ども時代を過ごした方でもまったく勉強しなくなることもあります。
勉強すること自体が楽しいという動機を無くした大人でも、新しい仕事に対応するために嫌々ながら勉強し続けている方もおります。
今の仕事は、どんな業種・職種であれ、勉強し続けないとついていけないはずので。
それならまだマシでして、本当に何も新しいことを学ぼうとしない方もいます。
「勉強なんかしなくても、ちゃんとできている。」と。
しかし、何も勉強しない方が、その仕事の「正しさ」をどうして判定できるのでしょうか。
「これ、間違っているよ」と根拠を示して指摘しても、何を言われているのかすら、理解できない。
そんな人には、新しいことを知ること、そのこと自体が楽しかった子ども時代はなかったというのでしょうか。
それとも、その子ども時代の楽しさも、いつの間にか、忘れてしまったのかもしれません。