すらすら日記。

すらすら☆

働くことと、人間の尊厳について。

企業組織内部においても、コンプライアンスが叫ばれる昨今です。

建て前としては、どの社員も、人として尊重され公平に扱われなければならない、とされています。

ただし、社員も皆、同質なわけでは無く、仕事を与えられても期限を守れない、成果物の品質が低いという人がおります。

仕事が「できない」社員というものが存在するわけです。

その人は次のような扱いを受けてしまいます。

上司からは叱責され、若手からは軽侮され、果ては補助的な仕事をしているパート職員にまで「できない人だよね」などとウワサを立てられてしまう。

公平処遇を建て前としつつも、人間の集まりである以上、その職場での価値が低いとされてしまえば、日常的に尊厳を傷付けられてしまうようなことがおきる。

日常的にバカにされていて、ニコニコしていられるのは稀でして、そんな人はいつも不満顔でいたり、なにかオドオドしていたりも。

そうなると、ますます嫌われて孤立したり。


仕事ができないというのは、その職場内だけでして、部署が変われば別な能力を発揮したりする方もおりますが。

問題は、どこに行っても仕事ができないままで、どこでも持て余され、あちこちの部署を転々と異動させられるような方も。


働くことは、人生の多くの時間を占めているわけで、尊厳を傷付けられながら毎日を過ごすのは、あまりに不幸ではないかと。

周りの人間にそういう扱いは止めろといって、実際に守られるとはとうてい思えません。

ならば、不満顔を抱えて働き続けるよりも、また違う組織、違う仕事があるのではないか。



社内のあちこちで我慢を抱えている人を見るに、働くことと、人間の尊厳について、考えています。




すらすら日記。は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。