すらすら日記。

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財務3表を一体で理解して会計センスを身に付けるというお話。

営利企業に限らず、非営利NPO法人などでも、入ってくる資金よりも出て行く資金が多いと、長期的には組織が維持できません。

実際に決算書を作成したり税金計算をする経理部門や、資金調達などを行う財務部門など以外の方でも、組織にいる以上は会計センスは身につけておきたいものです。

ストーリーでわかる財務3表超入門

ストーリーでわかる財務3表超入門

著者の國貞氏は、公認会計士や税理士などの会計専門家ではなく、もともと機械エンジニアだったそうでして、まったくの素人が会計を学んだ際の苦労がおわかりになっていると思われます。

この「財務3表でわかる~」シリーズになっておりまして、まず、上記の「ストーリーでわかる」が超入門編です。次に、この「図解」が入門編になっております。

このシリーズのコンセプトは、貸借対照表、損益計算書、キャッシュ・フロー計算書(BS/PL/CS)を現金の動きを媒介にして一体で理解していこうというものです。

一般に、会計の勉強というと複式簿記の学習から始まります。

しかし、収益・費用・資産・負債・純資産という5つの分類に取引を振り分けて行く簿記のルールはかなり複雑であり、たいていの方はこれを理解できずに挫折してしまう・・

このシリーズでは、取引が起きた時に、BS/PL/CSがどう変化して、現金がどう増減するのかを図式して、その3表の繋がりを解説しております。

経理担当になるのでなければ、この方法で会計センスが身につくことと思われますね。

会計の収益・費用の計上タイミングと現金の入出金は一致しないので、これを理解しないと組織の長期的な存続どころか、即死しかねません。

「図解」の方では、一歩進んで財務分析の基礎もわかりやすく解説されています。


この2冊を終えたら、次はこちらに進むことが推薦されております。

決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法 朝日新書

決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法 朝日新書

簿記の学習に挫折したけど、会計センスを身に付けたい。

そんな方はこれらのテキストを読んでみてはいかがでしょうか。



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