言われたことができる、というレベルの希少性について。
管理職の嘆きとして「部下が言われたことしかできない」とかいうのを聞きます。
しかし、言われたこと=指示事項をきちんと理解してそのとおりにやりとげる、というのはかなりの能力がなければできない、というのが本当のところではないでしょうか。
かなりの部分のスタッフは・・
そもそも、言われたことを理解できない
理解できても、指示どおりにできない
というのが実情です。
例えば、何枚かある紙の資料からある箇所の数字を拾いだして数字に集計する、という単純な事務作業であっても・・
拾うべき数字がどれだか把握できない(ちゃんと指示を聞いていなかった)
聞いていたんだけど、やっているうちに混乱してきて別の場所の数字を入力してしまった
最後まで正しい場所の数字を抽出したんだけど、入力する時に間違ってしまった
こんなところです。
コピペしかできない
言われたことしかできない
そんな嘆きをもってはいけません。
言われたことを確実にこなしてくれる。
その稀少性を持ったスタッフを大切にしなければならないと思います。