考えることを諦めてしまう日の到来の順序について。
日々なんとなくこなしている仕事。
たいていのは、前の人が作ったファイルをコピーして、それに今年の数字を置き換えていくくらいでこなせていました。
従来なら、周りの環境の変化も小さくゆっくりだったので、それでなんとかなっていたように思います。
ところが、ここ数年顕著なのですが、変化のスピードが急激に早くなり、「去年のコピー」+「数字の置き換え」ではもう対応できなくなりつつあります。
新しい事象が起きれば、それにどう対応するのか、誰かが事細かに指示してくれることはありません。
自分で考えて解決策を生み出してくしかないわけです。
この「自分で解決法を考える」というの、みんなができるわけではありません。
ある人は、変化に対応することも、考えることもできない。
また、データ集計も、RPAなどという大げさなものではなく、ちょっとしたエクセルの工夫でどんどん時間短縮が進んでいます。
できない人は、エクセルを方眼紙か縦横集計くらいにしか使えないので、ここでも無力に。
いろいろな要因が組み合わさって何も「できること」がなくなってしまっていくのを見ております。
とりあえず、私はいまのところは「ついていけて」いますし、「考える」こともできています。
でも、できなくなって「諦めてしまう」日が来るのは、しょせんは順番の問題なのではないか。
社内の至る所にいる「バンザイしてしまった人」「降りてしまった人」を見るに、そんなことも感じております。