自分の相対的な位置を認識できる?っていうお話。
地方の小さな組織に属していると、何か、自分がとてつもなく「仕事や勉強ができる人間」であるかのように錯覚している方が時々見受けられます。
まわりも、「○○君ってすごい!」って煽りたてることも。
情報や人間関係がさほど流動せず、最初の身の回りの人間関係がすべてであったなら、その方は多くの称賛を受けて幸せな人生だったかもしれません。
でも、今は進学や転職で、違う方々の存在も知ることも多いですし、
その場所から動かなくても、インターネットのSNSサイトで、違う階層、違う地域、違う職業の方々の「できる」方々と触れることも簡単となりました。
違う、といいましても、SNSで接点があるということは、ある程度似ている方々であることも。
そこに触れれば、狭い世界で「できる君」だった自分の相対的な位置を知ることができるでしょう。
だから、いつも自分に言い聞かせています。
「自分がすごいんじゃない。周りの方々が違う世界の違う人を知らないだけだ。」って。
そのうえで、自分がこの狭い世界で、何ができるか、何をすべきかを考えております。