すらすら日記。

すらすら☆

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

日本銀行の国債「償却負担」1兆円台という表現について。

日本銀行の2016年度決算が公表されました。その中で、このような報道が目につきました。www.bloomberg.co.jp「1兆円台」という数字と「負担」という言葉でインパクトを狙った見出しですね。概ね正確な記事ですが、少々言葉足らずでミスリードを誘うのではな…

「変えたくない」という頑なさを溶かすためには・・

本日のお題はこちら。抵抗勢力との向き合い方作者: 榊巻亮出版社/メーカー: 日経BP社発売日: 2017/05/16メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る昨今、働き方改革ということで、どこの企業でも、現行の業務フローをで問題になっている部分を改善・改革…

仕事の前後のつながりへの想像力と興味について。

決められた定型的な仕事だけをしているスタッフ階層の方は、自分のしている仕事が全体の中でどの辺りに位置付けられているのか、なかなか見えません。そのため、「言われたことだけ」をこなすことだけに集中してしまう。 自分の前工程の仕事をしている人が、…

社会は、割とつまらないことでできているというお話。

以前、ネットで揶揄されていたような「意識の高い」若者という存在には、実際には遭遇したことはありません。しかし、若手と呼ばれてる世代のスタッフが、こんなことを言いだすことがあります。 「こんなのただの事務じゃないですか!こんなくだらない仕事じ…

社会と会社における世代間格差への感覚について。

高齢者たちは、受け取っている公的年金について、「自分達が現役時代に納付していた年金保険料が積み立てられて、戻ってきている」のだという「感覚」をもっているようです。高齢者たちは、「年金が減らされるかも」という薄っすらとした不安はありつつも、…

捨てられない人は、変われない。

職場で古くなっている書類のファイルを整理しております。出てくる出てくる・・平成に入ってからもう30年近く経つのに、昭和時代のB5サイズの手書きの書類。平成ひとけた代の、何に使われていたのか定かではない契約書の写し。もう経営破綻してしまって存在…

会社での専門研修教育は誰のため?

「大学教育は個人利益なので税金(公費)を投入して無償化するのは望ましくない」という財務省の見解が報道されて話題になっております。jp.reuters.com私は大学教育などの効果については知見がありませんので、こちらの是非について直接の意見は控えたいと…

「同一労働同一賃金」の社会的費用が帰着する先は・・

本日のお題はこちら。同一労働同一賃金の衝撃 「働き方改革」のカギを握る新ルール作者: 山田久出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2017/02/24メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る昨今、「働き方改革」というものが叫ばれておりまして、…

それぞれの限界を見極めたいお話。

「難しくみえる仕事でも、手順を追って教えて訓練すれば誰でもできるようになる」「人間の能力の向上に限界はない」 努力すればできるようになる、という学校教育の影響なのでしょうか。このようなことは広く信じられており、職場でも同じようなことを言われ…

アルバイト・パートスタッフも「アットホームな職場」は求めていないというお話。

本日のお題はこちら。アルバイト・パート[採用・育成]入門作者: 中原淳,パーソルグループ出版社/メーカー: ダイヤモンド社発売日: 2016/10/31メディア: Kindle版この商品を含むブログを見るどこの職場でも、アルバイト・パートのスタッフなしに仕事が回ら…

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