2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧
追記(11月4日18:00) 50%OFFセールは終了したようです。ご注意ください。手塚治虫の漫画「火の鳥」がkindle化され、半額セール(全16巻で約2,300円)となっておりました。*1 あまりに懐かしくご紹介を。[まとめ買い] 火の鳥作者: 手塚治虫メディア: Kindl…
生身の人間である以上、完全に公平無私な視点というのはあり得なくて、好きな人と嫌いな人がいます。嫌いな人を嫌いになるきっかけは、その普段からの言動を見て、自分の価値観や感情からして受け入れらない!となることが多いのでしょうか。しかし、嫌いな…
粉飾決算やデータ偽造などが発覚した際に、「部下が勝手にやったことです!俺は聞いてない!!」などと言い逃れをしようとする方がいるようです。それぞれの業務の分業が進み過ぎて、隣の方がどういう仕事をしているのか細部まではわからなくなりました。全…
さて、第5弾です。 第4回はIFRSの話でしたが、IFRSの原文は当然のことながら英文で書かれています。 英語でIFRSが勉強できれば、ちょうどいいなあと考えられますが・・東京商工会議所が主催している国際会計検定BATICという検定試験があります。www.kentei.o…
第4回、IFRS編です。日本の会計制度は世界の中で独立して制定されているわけではなく、国際的な会計基準の影響を受けています。 国際的な会計基準とは、IFRS(国際財務報告基準)や米国基準(USGAAP)などのことですね。 企業が国際的に事業活動を行い、世界…
さて、第3回です。 会計入門でも、やや専門寄りの本というリクエストでしたので、その方向で続きます。複式簿記は技術であり、その技術の背後には会計学の理論があります。 財務会計の理論といいましても、私が学んで実務に適用してきたのはあくまで制度会計…
さて、会計入門の一歩先、その2です。複式簿記の学習は一般に退屈なものと思われているらしく、「会計の知識が欲しいんだけど、簿記の勉強はちょっと・・」という方が多いとも聞きます。巷の会計本で「簿記の知識無しでわかる!」という触れ込みの本も多い…
昨夜、また「会計を学べる入門書」について話題が出ておりました。このブログにも検索サイト経由で探しに来てもらっているようです。会計といいましても、「財務諸表(決算)を作る」 「その財務諸表が適正か監査する」 「その財務諸表を読んで投資できるか…
職場にはなんでも知っている「ベテラン」と呼ばれる方が時々いたりします。 日々、発生する実務の処理方法は何を聞いてもわかるとか。 生き字引的な存在の方のことですね。ところが、ある日、気づきました。ベテランと呼ばれている方の能力というのは、過去…
軍隊組織じゃないけど、企業でも業務上の指示は絶対です。 もちろん、コンプライアンス(笑)が叫ばれて久しいですから、法や社会規範に反するような上司の業務命令に従う必要は無い、というのもありますが。ここでは、あくまで上司の業務上の命令は「適法」…
たまに気分を変えて、軽い読み物でも。勝つ投資 負けない投資作者: 片山晃,小松原周出版社/メーカー: クロスメディア・パブリッシング(インプレス)発売日: 2015/05/15メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る私は金融勤めなので、個別株式の頻繁な売…
本日のお題はこちら。女性はなぜ活躍できないのか作者: 大沢真知子出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2015/02/20メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る女性の活躍、というのが時の政府から提唱されており、世間の関心も高まっております。 某…
経理業務も他の多くの職務と同じく、それなりの専門知識と経験がないとこなせません。 また、その会社毎に、経理といいましても財務諸表を作成するだけだったり、税務もやっていたり、管理会計ももっていたり、給与支払い社会保険料の手続き、固定資産管理な…
人間誰しも自分がかわいいし、嫌なことはできれば避けて通りたいものです。そこで、仕事をうまくこなせなくて、明らかにしてしまうと叱られてしまうような怠慢・進捗の遅れは無意識のうちに隠したり、そうではなくとも小さめに見せたりしがち。積極的な嘘を…
J-SOXの時代を経て、上場企業なら相当程度の内部統制が整備されるようになりました。 また、会社法でも内部統制の強化が叫ばれておりますので、上場企業で無くとも、ある程度の規模の企業なら、それに見合った業務分掌とかが定められ、誰の権限で何ができる…
企業規模が大きくなればなるほど、会計処理に必要な情報の伝達だけでもそれなりの手数を要するようになります。また、業務が複雑になればなるほど、社内の「関係者」が増えていくので、その手数が増幅され、ちょっと手順を誤ると正しい情報がうまく伝わらず…
世の中には公認会計士や税理士などの会計・税務の専門家がいて、その専門知識を顧客に提供して収入を得ています。一方、それなり企業規模が大きくならないと、専門資格まで持っている方が経理部門に在籍しているのはそんなに多くはありません。上場企業でも…
定期的な人事異動がある金融業界に限らず、転職や組織再編などで、「誰かがやっていた仕事」を引き継ぐ機会というのに当たる場合もあると思われます。じゅうぶんな引継期間があって、前任者の方から丁寧に教えて貰える場合は稀ではないかと。 たいていの場合…
ちょっと前に読み終わった本ですが、また「消費税憎し」の言説がさかんに流れているのを見て。税で日本はよみがえる??成長力を高める改革作者: 森信茂樹出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社発売日: 2015/09/04メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る…
政策のあるべき姿を論じる対話がSNSなどでもさかんに行われていますが、基礎となるデータの共通の知識が無いために、議論のすれ違いが目立つのは残念なことです。政府は政策を立案するために膨大な統計データを集めて分析しています。 しかし、仕事を持つ市…
社内の同質性が比較的高いとされる日本の伝統的大企業でも、様々な性格や考え方をもった方々がいるものです。正社員であっても、定期的な人事異動がありますので、その部署に在籍している期間も様々ですし、異動してくる前のキャリアもいろいろです。営業一…
企業勤めもこのくらいの年になりますと、自ら手を動かして作業して書類づくりというのはそれほど多くはありません。 「スタッフA君が作った書類」のチェックや、「スタッフBさんとスタッフC君の情報を集約してDというものにまとめる」という仕事が主にな…
今から数年前、J-SOXブームが起きて、それまで日陰部署だった内部監査部門が注目されはじめました。 そして、「監査部門がルール通り監査をしているのか誰が監査するのか。監査部門を監査する監査監査を設立しよう。そしたら、監査監査部門がルール通り監査…
本日のお題はこちら。美貌格差―生まれつき不平等の経済学作者: ダニエル・S・ハマーメッシュ出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2015/03/06メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る経済学の手法を使って、結婚や家族のあり方、ギャングの…
グーグル先生は、常に私の検索履歴をwatchしているらしく、アドセンスの広告で「まだ経理業務で疲弊しているの?」とか出てきております。安心してください。 もう第2Qの作業は終わりました。 後は子会社から数字があがってくるのを待つばかりです。東芝の…
さて、その2です。 社畜飲みの話題は「過去の共通の記憶の確認」であると気付きました。 今までの社畜飲みの様子を思い起こすに、過去の共通の記憶を確認し合うことを通して、その人物を「仲間」、少なくとも敵では無いとみなすような感情を持つのではない…
「社畜飲み」という言葉があります。 会社の上司とか、同僚とかと飲み会に行くことですね。昨今は職場の人間関係も希薄でして、昔ほど回数を重ねることはなくなりました。 みんなプライベート重視するようになったことと、 余計なお金もかかってもったいない…