すらすら日記。

すらすら☆

2016-08-01から1ヶ月間の記事一覧

父が娘に語るマイナス金利。

先日、日本銀行の黒田総裁が訪米した際、「マイナス金利拡大の可能性もある」と述べたことがTVで報道されていました。そのニュースを聞いて、父(すらたろう。銀行員)、母(専業主婦)、娘1(もう大人)、娘2(中学生)の会話です。*1 母「やだー。」娘2…

悪い噂ばかり持って来る方への対処について。

世の中には、噂話が生きがいのような方がおります。良い噂ならばまだ良いのですが、人の悪口や不幸な話を聞きつけ、それをまた誰かに広めることを日々の楽しみにしているような人物も観察されます。「Xさんが職場で上役のYからいじめを受けて辞めちゃったん…

張り付いた怒り・不平・不満の仮面を剥がそうとするのは。

職場は「仕事」をするために集まっているわけで、黙って仕事だけしていればいい、というのは一見、正しいようにみえて実は効率が悪いそうです。聞くところによりますと、もくもくと一人で作業しているよりも、雑談しながら進めた方がはるかにスムーズに仕事…

「苦しい」サインを示している方がいたら。

小中学生~高校生くらいまでは、家族と学校の人間関係がほぼすべてであり、そこのコミュニティに受け入れられない・つまはじきされると非常に苦しい思いをすると聞きます。特に、学校の友人関係の同調圧力とかすさまじいもので、そこでは「みんなと同じ」じ…

何かに捉われている生き方について。

SNSを見ていますと、他者の学歴や年収が気になって、来る日も来る日もその話題から離れられない方もおります。あるいは、好ましくないと思っている政治党派の悪口ばかり繰り返している方。また、延々と自分の好きなアイドルの女の子の話ばかりしている方もお…

世の不幸は、「選択して」受けとめています。

世の中では、今日もどこかで心無い言葉で傷付けられたり、酷い運命にあって怪我をしたり、はたまた不運にも若くして死んでしまったりする方がいます。TVではそんな「かわいそうな出来事」をわざわざ盛り上げる効果音楽までくっつけて、繰り返し流してきます…

いつも、誰かと比べている。

違う職業の方や、違う街に住んでいる方を「楽しそうな仕事でいいなあ」「面白いイベントがたくさんあっていいなあ」と羨むこともあります。「他人の芝生は青く見える」って、よく聞きますからね。特に、ちょっとだけ手を伸ばせば届きそうな距離にいるところ…

「詰められないおじさん」は、社内では無敵の人ですが。

「詰める」という文化は、金融業独特なのでしょうか。詰める、とは、手数料収入などの営業目標が未達成の担当者に対し、上司・先輩が・・「あと見込客はどのくらいあるのか」「明日の見込みはいくらで、明後日はどのくらいなのか」「足りない分は、どの客層…

地方で、このまま茹でガエルになるか。

夏休み中にずいぶん本を読みましたので、少しづつ。地域再生の失敗学 (光文社新書)作者: 飯田泰之,木下斉,川崎一泰,入山章栄,林直樹,熊谷俊人出版社/メーカー: 光文社発売日: 2016/05/27メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る私は地方都市住…

働かないダメおじさんは、若い方々に何を伝えたら。

あまり時事的な話に突っ込んだことは言わないのですが、解雇規制と貧困の話が話題になっておりましたので、今日は少しだけ。いまどき、珍しい部類に入るのかもしれませんが、身の回りには「働かないダメおじさん」がたくさんいます。会社自体が、規制に守ら…

他者との適正な距離感を取るためには。

話題の芥川賞受賞作、「コンビニ人間」を読み終えました。コンビニ人間 (文春e-book)作者: 村田沙耶香出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2016/07/27メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る既に多くの書評・レビューが書かれておりますし、まだお読み…

カモネギにならないように、家族で「お金の話」をしよう。

いまだに、家族同士でお金の話をしないという家庭もあるのかもしれません。給与は銀行口座に毎月、自動的に振り込まれ、父母が働いていること、収入との結びつきが子どもたちにはよくわからないことも。毎月の給与、夏冬の賞与がどのくらいの金額なのか、年…

税法を無料で学べる税務大学校講本のおすすめ。(2016年版)

ネットには親切な方というかおせっかいな方がたくさんいまして、いろいろな分野についての解説記事がUPされており、無料でいくらでも読むことできます。でも、web記事は断片的で、法制度改正の改定にはおいついていないこともしばしばです。特に、私が専門と…

文章を書くことについて。

前回の「本を読むことについて。」で書きましたとおり、いつも、何か読んでいます。本や雑誌だけじゃなく、ネットに書き込まれた誰かの言葉も。読めば、何か感じて、考えるわけです。そこで、自分が考えられたについて、また誰かに伝えてみたいと思うわけで…

本を読むことについて。

私にとって「本を読むこと」は習慣というか、日常の一部になっているので、趣味なのかと聞かれれば「違う」と答えるかもしれません。特に、体系立てて読んでいるわけでもなく、ジャンルとしては会計・金融・経済学・税法歴史などの固いものから、ライトノベ…

誰かの立場を忖度して現実を捻じ曲げるという配慮の苦しみについて。

某メガバンクのシステム更改がスケジュール通り進んでいないのか、「完了」した後に何か別の作業を行うという、いったい「完了」とは何のことなのか疑問をぶつけたくなる画像を見かけました。おそらく、現実には上手く進捗していないのだが、それを正直に告…

会計不正は偉い人だけでは完結せず、実行者がいるというお話。

本日のお題はこちら。内部告発の時代 (平凡社新書813)作者: 深町隆,山口義正出版社/メーカー: 平凡社発売日: 2016/08/02メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る本書はオリンパスの粉飾決算を内部告発した方と、それをFACTAに持ちこんだ記者による手記…

Kindle定額読み放題サービスおすすめの10冊。(金融・会計・経済学編)

追記(8月13日):ラインナップが入れ替わっていたので読み放題対象外となった書籍を削除いたしました。 逐次、入れ替わりしているようですのでご利用の際はご注意ください。いよいよkindleの定額読み放題サービス(月額980円)が本日から始まりました。 最…

地銀を考えるためのブックガイド。

最近、地方の人口急減による衰退の様子がいよいよ現実のものとなったことと、マイナス金利下で資金運用が極めて困難になっていることも合わせ、地域に密着して経営を行っている地方銀行について関心が集まっています。ウェブで見かける記事の中には・・ もっ…

社会の中に「ここから先は弱い。」という線を引くという手段ではなく。

「税金は金持ちから取れ!」という声は、今でも広く賛成意見を集めるようです。ただし、この金持ちという定義は人によりバラバラで、どうやら皆、「自分よりちょっと収入が多いか、自分より少し資産を多く保有している人たち」のことを指しているらしく。年…

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