すらすら日記。

すらすら☆

「承認」とその先には。

誰しも一人では生きていけないので、他者からの「承認」を求めています。


学生時代は、「勉強ができる」ということで先生からは褒められ、同級生や後輩からは尊敬されてて「自分はできる子」としてちょっとした全能感に浸っていた方が、さらに上の学校に行ったら周りがさらに「できる子」ばかりでちょっとした挫折感を味わう。


地方の進学校で優等生としてちやほやされ、大学でも学部時代は優秀であったのに院進してみたら周りは別世界の生物か、という衝撃。
研究も進まないしダメ出しばかり食らっているとなると、学業とは関係ないアルバイト先での「小さな承認」に縋りたくなる気持ちはわかならいわけではありません。


そして、それが安価な時給で若者の「人格」を買う「やりがい搾取」(君は優秀だ、後輩アルバイトの指導を任せるよなどというささやき)と結びついているのを見るに。


人間の弱さと、それにつけ込む実社会の「悪意」にそら恐ろしさを覚える。*1
連休の雨の降る朝に、そんなことを感じておりました。


こちらの言葉をお送りします。

*1:やりがい搾取の意図があるかはわかりませんが、そのような雰囲気を感じます。

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