「わかりません。」で止まってしまう人について。
仕事をしていると、要領を得ず何が聞きたいのかよわからない質問が来たり、誰宛てかわらかず詳細不明な郵便物などが届くことがあります。
大企業ですと組織がでかいものですから、顧客や、社内でも業務分担に精通していない営業拠点からこういうのが来ますね。
それで、たまたま受けた人は、
「わかりません。」で何も調べようともせずに目の前から「消して」しまう人と、
さて、この人は本当は何が聞きたいのだろう・・といろいろ質問を返したりして調べてあげる人と。
先日、「わかりません。」で切ってしまわれて困っている人がいたので、私が横から入り込んで調べてみたら、その人の聞きたいことは正に、その「わかりません。」で止まってしまった人が必要な情報を持っていたという結末が。
顧客など、外部の人は「自分が聞きたいこと」を上手く言葉にして伝えることができません。
逆に質問して「本当に聞きたいこと」を引き出してあげないとならない場面は多いのではないかと。
それなりに勤続年数も長くて知識はそれなりにあり、相対的に高い給与を貰いながら、「わかりません。」で切ってしまう人はよく見受けられます。
その人が切り捨てているのは、問題を解決してもらった人からの感謝であったり、将来のより良い仕事だったりするのかもしれません。