好きな作品を応援する「作法」について。
webには無料の情報があふれています。
電子でつくられたものは簡単にコピーできますから、作者に無断でオリジナルをコピーし勝手にupしているものも。
コミックやアニメの分野では、そういう違法アップロードが大量に出回っていて問題になっていると聞きます。
読み手の方も、あまり違法だという意識もなく、なかにはSNSで作者本人に直接「アップロードされているの読みました!」とかやっちゃう人もいるらしいですね。
さて、私の娘たちも好きなコミックやアニメがあって、自分でも欲しいという話をしてくることがあります。
「パパ、ネットで探して~」って。
そんなときは、ブックオフとかで中古を安く買うのではなくて。
「気に入った作品があったら、コミックでもグッズでも新品で正規のルートで買いなさい。それでお金が作者のもとに行って、続きが期待できるようになる」
そんなふうに教えています。
「違法アップロードはダメだ」と頭ごなしに押し付けても、無料情報に慣れた世代にストレートに理解するのは難しいでしょう。
どうすれば、好きな作品を応援できるのか。
どうすれば、作品の作り手にお金を届けられるのか。
どうすれば、続きを描いてもらえるのか。
回り道でも、理解してもらえればいいな、と思っております。