経理新人向け・kindle版で学ぶ法人税入門。
もう少しすると、職場に新しい方が入ってくる季節となりました。
まったく前提知識が無い方に、どうやって仕事の初歩を教えたらいいのか、また悩むことに。
それぞれの経験や基礎学力、自ら仕事を覚えようと意欲の有無でいろいろ教え方も変わってくるのですが・・
ベテラン経理(笑)のおじさんとして、新人さんにこれくらいは自習して欲しいと思うテキストをいくつか。
まずは法人税法編から。
- 作者: 奥村佳史
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2014/10/07
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
イラスト・図解が多く、難しい専門用語はそんなに出てきません。
何も知らなくても、この「ポケット図解最新法人税~」は読みとおせるのではないかと。
- 出版社/メーカー: 三修社
- 発売日: 2015/10/15
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
少しだけ会計や税を聞きかじりしたことがある、というのなら、こちらも読みとおせるのではないでしょうか。
法人税だけでなく、事業税・住民税、消費税法の入門も合せて解説されています。
- 作者: 高橋敏則
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2013/03/25
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る
Q&A方式で、事例集のようになっています。
実務は無数の事例の積み重ねでできているように見えますが、実は限られたパターンに分類できてしまいます。
その場で答えを聞いてしまうとなかなか「パターンへの当てはめ」能力が身につきません。
少し、自分で調べるクセを付けるために。
いずれも600円~1300円程度で、実務書としてはきわめて安価な部類に入ります。
少額のお金を惜しまず、このくらいは独学しておくと、経理の仕事の習得がぐんと早くなると思います。