論理では説得できない相手に変化を求めるためには・・というお話。
決められた時間に会社に来て、引継されたと同じ手順で仕事をこなし、定時の鐘の音と同時に退社する。
仕事自体に刺激を求めるのでなければ、こういう環境は理想的なのかもしれません。
時に、その日常業務が外部環境の変化や法令・制度の改正で、不整合・非効率になってしまっていたりしても、スタッフだけではそのことに気付くこともありません。
それを指摘して、業務フローを変えようとすると、日常が乱されるように感じるのか、激しい抵抗を示したりします。
たとえ、その指摘を受け入れて、新しい業務フローを変更した方が仕事が効率化し、自分自身が楽になるとしても、変化を拒否する。
そういう傾向があるのではないかと観察しております。
そういう方に対し「視野が狭い」などとと捉えて、強圧的に変更を求めるというのは得策ではありません。
ヘタをすると、感情的に反発してサポタージュを始めたりしかねませんし。
現実には、相手の反応を見つつ、短期的な非効率は許容したうえで、少しづつ変更を求めて行くしかないでしょう。
経済合理性や論理では動かない。
そういう存在に対し、今日も悩むのです。