人間だもの、弱いです。そのなかでの管理職の役割とは。
本日のお題はこちら。
仕事の問題地図 ?「で,どこから変える?」進捗しない,ムリ・ムダだらけの働き方
- 作者: 沢渡あまね
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まだぜんぶ読み終わっておりませんが、とても良い示唆を得られた部分がありましたのでご紹介します。
言うまでも無く、現実の職場組織は様々な弱点をもった生身の人間から構成されています。
なので、こういうことをやらかします。
ついうっかり、チェックポイントを見るのを忘れてしまった。
わかっていたけど、つい怠け心が出て、先送りしてしまった。
ちゃんと見たつもりだったんだけど、見落としてしまった。
人間は常に緊張感を保って100%の仕事ができるわけではなく、ついつい間違いをやらかしてしまいますし、締め切りが迫っていて後で怒られたりトラブルになるのがわかっていても先送りをしてしまうものです。
つまり、人間は弱い。
管理職の役割とは、「人間は弱い存在だ」ということを前提に置いたうえで、仕事をするためにその弱さを自らカバーしたり、組織の力で個々の人間の弱さをカバーできるような仕組みを作ることだと。
これができている管理職はなかなかいないです・・気合いと根性だけで仕事をこなそうとし、間違うと個々の担当者を責めるだけ。そんな人もいますよね。
実は、管理職自身も「弱い人間」の一人なのです。
管理職の役割を頭ではわかっていながら、つい、怠けてしまってできない。
それでも、仕事をしていかなきゃならない。
管理職を管理するのは、いったい誰でしょうか。