すらすら日記。

すらすら☆

高度に発達した専門家は・・

公認会計士、という資格を持った方は日本に2万人しかいないそうです。
私もこの部署(経理・財務報告)へ来る前は何をしている方々だかまったく知りませんでした。
日常、生活していても何も接点がありませんものね。

公認会計士という方々は、企業の財務報告を見て、それが企業の状態をきちんと表示しているか(ウソを書いていないか)監査するのがお仕事です。*1

昨今、企業の粉飾決算が相次いで発覚し、「監査人は何を見ているんだ!」とのバッシングも見られます。
しかし、巨大企業のマネジメント()が本気になって偽造捏造をやってウソを並べたら、これを見破るのは非常に困難である、ということを弁護しておこうかと思います。
公認会計士は国家権力のような犯罪捜査の強制力を持っていませんし、企業の帳簿書類や契約書を辻褄が合うように偽造し、内部の人間が全て口裏を合わせ、外部の第三者もそれを証言する・・とやられた日にはこれを見破るのはほぼ不可能かと。

高度に発達した専門家は、数字を読み解くことにかけては魔法使いのように見えることもあります。
しかし、彼ら公認会計士も人間です。
酒を飲めば酔っ払いますし、美女と会えばデレデレになることにかけては、何も変わりません。*2

大監査法人のマネジメント()が粉飾企業のおじいちゃんと同じでアレなのは事実かもしれません。
でも、会計業界の片隅に身を置く私は、愛すべき彼ら彼女らの奮闘を、これからも応援していこうかと思うのであります。

参考文献
本当にわかる公認会計士の仕事
「不正」を許さない監査

*1:監査だけをしているわけじゃありません。コンサルタントなどをしている方も多い

*2:いい男に会っても。アッー!

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