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BATICの勉強法。(その2)

さて、BATICの勉強法、第2回です。
BATICにつきましては、TAC・大原・LEC・プロアクティブなど専門学校の講座もありますが、いずれもかなりの学費が掛かります。
少々調べてみたところ、いちばん安いところで約4万円、高いところでは12〜13万程度ですね。
これらはDVD通信やWeb配信もあり必ずしも通学の必要は無いのですが、金銭的負担を押さえたい・・という方に独学での学習方法を。

BATICは、subject1とsubject2にわかれており、全部で1,000点満点になります。
同時受験は可能ですが、sub2はsub1で320点以上得点していないと採点してもらえません。*1
sub2では「合格点」というものは無くて、段階式で認定されるようになっています。
700点未満ですとAccountant Level。
700点以上〜880点未満でAccounting Manager Level。
880点以上でController Levelです。

次に、このsub2のレベル感についてです。
よく日商簿記2級と1級の間くらい、とも言われますが、ちょっと出題傾向が異なります。

出題傾向の話に入る前に、英語を読めるのか?という疑問があるかもしれません。
BATICの出題は基本、全て英語です。日本基準からの組替仕訳などを問う問題で一部、日本語の問題文もありますが、あとは問題文も解答も全て英語。
ただし、勘定科目名などを除き、英作文の必要はなく、多くは5つの選択肢から選ぶ形式になりますので、「読む力」さえあれば、心配ありません。
英文のレベル感ですが、それほど難解な表現はでてきませんし、英文自体は平易なものが多いです。
ただし、会計英語独特の単語や表現が出てきますので、TOEICなどで学んだ英語とは少々傾向が異なるかも知れません。*2
参考までに、日常の実務ではいっさい英語に触れることが無く、英語学習は大学卒業以来という私でも、英和辞典を引きながら問題集を1回転したらほぼ問題なく英文は読めるようになりました。
ですので、学生さんや日常で多少英語を使う方であればまったく問題なくBATICの英文は読みとれるものと思います。

さて、少々長くなりましたので、エントリーを分け、下記の公式テキストに沿いまして勉強法をお話して行きましょう。

*1:同時受験した場合はsub1で320点以上の合格点を取ると、自動的に400点に換算されます。

*2:筆者はTOEIC(笑)の受検経験はありません!悪しからずw

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