すらすら日記。

すらすら☆

何を思い、何を目指している?

シャッター通り商店街や高齢者ばかりの駅前など、
疲弊した地方都市に住んでいますので、
この現状を憂える(比較的)若い方から
「街づくりをしたい」「地域を再生したい」との思いを
聞かされることが時々、あります。

地方再生といいましても、
公共事業依存・補助金漬け体質から脱却して
自立して市場競争力を付けたいという方と、
市場競争にはもう勝てないので
人々のつながりや共助の心を育成していきたいという方が
それぞれすれ違っているのではないかと感じています。

行政機関や金融機関は、前者の意味での
市場競争力を付けたいという地域再生を目指し、
NPO法人や(意識ある)一市民は後者の
共同体としての地域再生を目指している方が多い。


そういう印象です。

圧倒的に情報力や資金力を持ち、
地域再生の音頭取りをしているのは
行政や金融機関が多いですが、
実際に地域で活動しているNPO法人の方とは
「ずれ」が生じているのではないかと。


地域再生という総論は掲げていても、
その実際は総花的施策で、
政治家の人気取りや官僚機構の権限拡大(最悪、天下り先確保とか)に
なってしまい、みんなに少しづつ不満が残っているようです。


最近、地方財政の現状を少し勉強したり、
金融の方ではない、NPO法人や地域の方と
話す機会を持ち、そんなことを感じておりました。

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