無知は力である。
ジョージ・オーウェルの悪夢のディストピア小説「一九八四年」に出てくるイングソックのスローガンの一つですね。
昨日はそれを実感いたしました。
「そんな難しいことわかりません!」
そうひとこと拒絶すれば、新しい仕事を全て拒絶できます。
無知であること、新しいことを学ばないことが恥であるとはされず、ひたすら今までのやり方に固執していっさいの変化を拒絶。
免許制規制業種ではない、普通の会社ならとっくに倒産しているのではないかという思考停止ぶり。。
それを咎めると、今度はパワハラ扱いです。
「わかるように説明できないのが悪い。」
はい、ここでも不勉強な人間は完全に免責されております。
「無知は力である。」
「自由は屈従である。」
「戦争は平和である。」
- 作者: ジョージ・オーウェル,高橋和久
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/07/18
- メディア: 文庫
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悪夢の全体主義社会は、今ここにあるのかもしれません。