1回で済ませましょう。
3月決算の会社では短信・招集通知も終わり、
有価証券報告書も大詰めではないでしょうか。
それに、6月は法人税の申告期限ですね。*1
いろいろな財務報告・税務申告を作っていると、
「あれ?この数字、前にも作ったなあ」
という場面に当たることはないでしょうか。
会社法・東証規則・金商法・法人税法など、
依拠する法令・制度・規則などはいろいろ違いますが、
「会社の決算」というのは一つしかありません。
基になっている「数字の束」はたった一つです。
それなのに、会社法担当、金商法担当、税務担当で
バラバラに数字を探しに行ったりして
時間をロスしていないでしょうか?
時間を無駄にしないためにも、
「数字の束」を全員で共有化して、
似たようなフォームは1回だけ作成すればいいように
集計様式を合わせてしまいましょう。
中には税法で様式が決まっているのもあります。
会計監査用や社内報告用も、それと合わせることにより
大幅な時間短縮が期待できます。
なお、私は何のデータがどこにあるのか全て把握しているので、
部門同士や経理担当同士の重複作業を少しづつ整理して
時間短縮に励んでおります。
この積み重ねで、毎日定時に帰って、
娘とおふろ〜 なのです。
*1:上場企業はたいてい1ヶ月延長していますよね