「しょぼい起業」がぜんぜんしょぼくない件について。
本日のお題はこちら。
- 作者: えらいてんちょう
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2018/12/16
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「しょぼい」とありますので、昨今流行りの「テクノロジーを駆使したイノベーティブな起業で自由な人生を!」というやつではありません。
小さなお金を掛けない起業で家族と仲間が楽しく生きていければそれでじゅうぶんじゃない、という趣旨のようですが・・
この「しょぼい起業」って黙っていても人が集まってくるとか、お金を払わなくても店番とか掃除とか協力してくれるとか。
これって事業主に人間的魅力という、訓練して身に着けるのが難しい天賦のものがないと難しいのじゃ、と。
ぜんぜん、しょぼくない!
私は、画一的な学校教育と、その後の働きながらの訓練でスキルをつけて、企業組織でそのスキルを機能として提供して給料を得ています。
これって、専門知識とか事務能力みたいな機能を提供すればいいだけで、あまり全人格的な人間的魅力とか問われません。
こういう働き方が苦痛だ、という人々が多くいることは知ってます。
でも、私は楽です。
機能を提供している限りは他者に入り込まれないから。
しょぼい起業をして、他者と協同して生きていく。
いえいえ、ぜんぜんしょぼくありません。
私としては、どちらが正しいとか上位とかではなく、それぞれが干渉されずに生きていける社会が望ましいと思います。