「不足している方」も尊重されるためには。
仕事をしていると、
「なんでこんな簡単なこともできないのか?」
「なんでこんな基礎的な業務知識もないのか?」
そう思うことがしばしばあります。
それでも、典型的な日本企業である某弊社では、仕事ができないからといって、いきなり降格になったり解雇されるようなことはありません。
また、会社の外でも「こんな稚拙な話に惑わされて・・」という場面もよく見かけます。
何かが不足している方は、さらに収奪・剥奪され、さらに弱い立場へ落ち込んだりも。
前者では、「できる社員」の成果から「できない社員」への暗黙の再分配が行われているようです。
会社の外の世界でも、再分配が行われる場合もありますが、それは主に高齢者だけ。
現役層の低所得者を中心に、いろいろな「弱い立場」の方に手が届いておらず、逆に「反富裕層デモ」のような勢力に悪用されているのではないかということも。
不足している方へも、「再分配を与えてやる」などという押しつけではなく、人間として尊重されたうえで何ができることがあるだろうか。
無知と悪意が渦巻くツイッターランドを眺めつつ。
そんなことを考えておりました。